白髪が生える原因はメラニン色素の減少!黒髪が育つ仕組み!
白髪が何本も生えてきてしまった
白髪が急に目立つようになってきてしまった
今まで白髪なんて生えてこなかったのに、なぜか急に白髪が増え始めてきていると物凄くショックですよね。
いったいどうして白髪が生えてきてしまったのか
白髪は生える原因は、メラニン色素が減少してしまうと生えてきてしまいます。
そこで、白髪が生えてきてしまうメラニン色素の減少の原因や
髪の毛が黒髪に育っていく仕組みなどについて書いていきます。
白髪が生える原因は?
髪の毛って、毎日何回も鏡などを見てチェックしますよね
朝起きて出かける前に髪型をチェックしたり
日中に鏡を見たり
夜にお風呂に入って髪の毛を洗って乾かす時など
そんな時に、白髪が生えているのを発見してしまうと物凄くショックですよね。
今までは黒髪だったのに、急になぜ白髪になってしまうのか疑問ですよね。
そんな白髪が生えてきてしまう原因は、メラニン色素が髪の毛の中に入ってくる量が少なくなってしまっているからです。
意外かもしれませんが、髪の毛っていうのは生えてくる時っていうのは色がついていない白い状態で生えてきます。
そして、髪の毛が伸びてくる時に髪の毛の中にメラニン色素も一緒に多く入ってきます。
そのメラニン色素によって色のついていない髪の毛が段々と色がついていき黒髪になっていきます。
なので、白髪が生える原因は、髪の毛の中に色をつけていってくれるメラニン色素の量が少なくなっているからです。
髪が育って伸びていき黒髪になっていく詳しい仕組みについては、後程書いてあります。
メラニン色素が作られる仕組み
白髪が生える原因は、髪の毛の中に入っているメラニン色素の量が少ないからっていうのはわかってもらえたと思います。
そこで、髪の毛に色をつけてくれるメラニン色素っていうのはいったいどうやって作り出されていくのかっていうと
メラノサイト(メラニン細胞)という場所で作られて髪の毛の中に入っていきます。
メラノサイト(メラニン細胞)とは、毛母細胞と毛母細胞の間にある細胞で、頭皮だけじゃなく体中にある細胞です。
このメラノサイト(メラニン細胞)が無いとメラニン色素を作り出していくことが出来なくなってしまうので、メラニン色素を作り出していく工場みたいなものです。
そして、メラノサイト(メラニン細胞)から、メラニン色素を作り出していくには、メラニン色素を作り出す栄養素である
・チロシンというアミノ酸
・チロシナーゼ
・ミネラル(銅)
が必要になってきます。
この3つの栄養素がメラノサイト(メラニン細胞)の中で混ざって酸化酵素に変わってメラニン色素を作り出していってくれているのです。
なにか頭がぐちゃぐちゃになってきてしまいますが・・・
これが、髪の毛に色をつけて黒髪にしてくれるメラニン色素が作られて分泌される仕組みです。
白髪が生えるメラニン色素が減少する原因
白髪が生える原因は、メラニン色素の分泌量が減少してしまって髪の毛の中に少なくなってしまうからです。
そこで、白髪が生えるメラニン色素が減少してしまう原因とはいったい何かというと
メラニン色素が減少してしまう原因は
・メラノサイト(メラニン細胞)の働きの低下
・メラニン色素を作り出す栄養素の不足
・頭皮の血行不良
です。
メラノサイト(メラニン細胞)の働きの低下
メラニン色素を作り出していく工場であるメラノサイト(メラニン細胞)の働きが低下して悪くなってしまうとメラニン色素を作り出す量が少なくなってしまいます。
メラニン色素を作り出す栄養素不足
メラノサイト(メラニン細胞)の中にメラニン色素を作り出していくのに必要な栄養素が不足してしまっていると
いくらメラノサイト(メラニン細胞)が働いていても作り出す栄養素が無いのでメラニン色素を作り出す量が少なくなってしまいます。
頭皮の血行不良
頭皮の血行不良によって血液の循環が悪くなってしまっていると
メラノサイト(メラニン細胞)の働きが悪くなってしまいますし、栄養素をうまくメラノサイト(メラニン細胞)に届けることができなくなってしまいます。
これらのことが、メラニン色素が減少してしまう時に注意してほしい原因です。
これらのメラニン色素が減少してしまう原因を作り出してしまうこととしては
・加齢
・親の遺伝
・ストレス
・生活習慣の乱れ
・ホルモンの乱れ
・紫外線
・ヘアカラーや髪のダメージ
などのことが大きな原因になってしまっています。
白髪が増えるメラニン色素の減少を招いてしまう注意してほしい原因などについては、コチラの記事に書いてあります。
黒髪が育つ仕組み
白髪が生える原因や仕組みなどについては、わかってもらえたと思います。
そこで、髪の毛が育っていき黒髪になっていく仕組みはどうなっているのかっていうと
髪の毛は、毛細血管から毛乳頭に栄養素や酸素が送られてきます。
その毛乳頭の周りにある毛母細胞が毛乳頭から、その栄養素や酸素を受け取って、細胞分裂を繰り返して、髪が伸びていき作られていきます。
ものすごく簡単な図で申し訳ないですがこんな感じです・・・
白いのが毛母細胞です・・・
大まかな髪が成長する仕組みは
毛細血管から毛乳頭に栄養素や酸素が届く
↓
毛乳頭から毛母細胞にその栄養素や酸素がいく
↓
毛母細胞が活発に細胞分裂を行う
↓
髪の毛が育っていく
です。
つまり毛乳頭が髪の毛を作り出す大元となっている物で、そこから毛母細胞が働いて髪の毛が作られていくのですが
この毛母細胞が細胞分裂するときに、メラノサイト(メラニン細胞)も一緒に混じって髪の毛に色をつけていきます。
この色をつける時に必要になってくるのが、メラノサイト(メラニン細胞)から作り出されるメラニン色素です。
メラニン色素が髪の中に入っていくことによって髪の毛の色を決めていくのです。
なので、髪の毛は最初から色がついているのではなく、成長して伸びていき作り出されていく過程でメラニン色素によって色がついて黒髪になっていくって感じですね。
日本人が黒髪になりやすい理由
メラニン色素が髪が育っていく過程で、髪に色をつけていってくれます。
しかし、髪の毛の色っていうのは日本人は黒髪が多いですけど、外国人などは髪の色が違いますよね。
それは、メラニン色素の種類が違うからです。
メラニン色素には2つの種類があって
・ユーメラニン(黒色メラニン)
・フェオメラニン(肌色メラニン)
です。
この2つのメラニン色素の量が多い方が髪の毛の色を決めていくのですが
日本人が黒髪になる理由は、ユーメラニンというメラニン色素が多く髪の毛に含まれているからです。
このメラニン色素は髪の毛の3つの構造
・メデュラ
・コルテックス
・キューティクル
の中のコルテックスの中に、もっとも多く含まれていて、髪の毛の色を変えるヘアカラーの時にカラーリング剤を入れていくのもこの為ですね。
白髪を黒髪に戻す方法としてメラニン色素を増やしていくための対策方法については、コチラの記事に書いてあります。
まとめ
白髪が生える原因はメラニン色素の減少!黒髪が育つ仕組み!について書いていきました。
白髪が生えてきてしまう原因は、髪の毛に色をつけていくメラニン色素が髪の毛の中に入ってくる量が少なくなってしまうからです。
髪の毛は生え始めの時っていうのは、色がついていない白い状態です。
それが伸びて成長していく時に、メラニン色素が多く髪の毛の中に入ってきて色がついて黒髪になっていきます。
白髪が生える原因になってしまうメラニン色素の減少は
・メラノサイト(メラニン細胞)の働きの低下
・メラニン色素を作り出す栄養素の不足
・頭皮の血行不良
などのことが大きな原因となっています。
白髪を発見した時に抜いてはダメな理由や正しい対処法などについては、コチラの記事に書いてあります。
白髪が生えやすい場所と生えやすい場所の原因などについては、コチラの記事に書いてあります。
白髪が急激に増えてしまった時に注意してほしい原因などについては、コチラの記事に書いてあります。
白髪を増やさない為の予防対策や減らしていく為の対処法についてはコチラの記事に色々書いてあるのでよかったら参考にしてみてください。
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